将棋の並べ方を分かりやすく解説!初心者向けに基本ルールも紹介

将棋は盤面上で行なわれる戦いで、一流の棋士にもなると何十手先まで読むことができるとも言われています。非常に高度な駆け引きが繰り返される将棋は、ケーキを丸かじりするほど頭を使うとされていますが、並べ方はどうなっているのでしょうか。
そこで今回は、将棋の並べ方や初心者向けの基本ルールなどを分かりやすく解説します。
目次
将棋の並べ方を分かりやすく解説!覚え方?
両親や祖父母、親戚などの影響で将棋を始める人も多いと思います。しかし、将棋はルールが複雑であるだけではなく、初期配置も覚えるのが大変です。
始めたばかりの頃は教えて貰いながら配置を覚えていけば良いと思いますが、奨励会などに加入して対局する時などは自分で並べなければなりません。
そこで今回は、将棋の並べ方を分かりやすく解説するので、やってみたいと考えている人は参考にしてみてください。
1段目
将棋は9×9の81マスで行なわれるボードゲームです。初期配置では各マスに置かれる駒が決まっています。
まず、両端に置く駒は香車です。そして、その内側に置くのは桂馬と呼ばれる駒となります。また、桂馬よりも内側に置かれるのが銀将で、中央に配置されている王将の左右にあるのが金将です。
1段目の駒の配置は香車・桂馬・銀将・金将・王将・金将・銀将・桂馬・香車となります。
王将以外は2枚ずつありますが、左右対称になるように並べるだけで良いので、覚えやすいのではないでしょうか。
2段目
将棋の並べ方で最も難しいのが1段目で、2段目と3段目は覚えるのは容易です。ただ、2段目に置かれる駒は置き間違いが多いので、しっかりと覚えておきましょう。
将棋の並べ方で2段目に置かれる駒は飛車と角行の2つだけです。飛車は自分から見て右から2つ目の2段目に配置します。そして、対となる角行は自分から見て左から2つ目の2段目に配置されます。
よくある間違いとして、飛車を左側、角行を右側に置いてしまうことがあるので注意しましょう。
3段目
将棋の並べ方の中で最も覚えやすいのが3段目です。3段目に置かれる駒は歩兵だけとなっており、9マス全部に配置します。
歩兵は将棋の駒の中で最も数多く、力が弱い駒ですが、動かし方1つで戦局が一気に変わることもありますし、王将などを守る盾ともなるので重要な役割をになっているので扱い方をマスターしていきましょう。
語呂で覚える
将棋の並べ方の中で最も複雑なのが、1段目ではないでしょうか。
1段目には5種類もの駒があるので、最初の内は並べ方を覚えるのに苦労すると思われます。しかし、そんな時に役立つのが語呂で覚えるという方法です。1段目の語呂はそれぞれの1文字目を取って、「キョウ・ケイ・ギン・キン・オウ」とリズムに合わせて口に出すと覚えやすいかもしれません。
また、飛車と角行の覚え方としては、手を使いながら「右にヒシャ、左にカク」と口に出すと覚えやすいとされています。
アプリで覚えていく
スマートフォンやアンドロイドといったデバイスでは、将棋のアプリをインストールすることができます。
将棋のアプリは自動的に駒を配置してくれているので、正しい並びを常に目にすることが可能です。また、並べ方だけではなく、動かし方などもアシストしてくれる機能もあるので、学びながら覚えていくのであれば、アプリを使うのが1番良いかもしれません。
アプリによって対局だけではなく、駒の配置を練習できるモードもあるので自分に合ったものを見つけましょう。
将棋初心者向けに基本ルールも紹介
将棋の並べ方は分かりましたが、対局していく中で最も大事なことは基本ルールです。
将棋は基本ルールを知っておかないと、反則や禁じ手になってしまうこともあるので事前に把握しておくことが重要とされています。
それでは、将棋初心者向けに基本ルールを分かりやすく解説します。
敵陣に入ると成る
将棋の特徴的なルールとして、敵陣奥三段に自分の駒が侵入した際に裏返すことができます。駒を裏返すことを将棋では「成る」といい、パワーアップすることが可能です。
本来、歩兵は1マスずつ前にしか進むことができませんが、成ることで金将と同じように前後左右と前方斜め方向に動くことができます。
香車と桂馬、銀将も金将と同じ動きなり、飛車と角行は竜王と成って全方位に動くことが可能です。
相手の駒を持ち駒にできる
チェスでは相手の駒を使うことができませんが、将棋では持ち駒として利用することができます。
将棋では相手の駒が置いてあるマスに動くことで獲得でき、持ち駒として利用するときは好きな位置に配置することが可能です。
そのため、持ち駒を王手に使うことができたり、自分の王将を守るために使うことができます。
相手の王将を取れば勝ち
将棋をやったことがない人でも「王手」という言葉を聞いたことがあると思います。「王手」は次の番で王将を取ることができるシチュエーションの時に使われるワードです。
そして、同じような意味で使われることが多い「詰み」ですが、「王手」とは微妙に意味が異なります。「詰み」はどうやっても王手を回避できない時に使われる言葉で、王将を取ることができれば勝ちです。
そのため、将棋は自身の王将が取られないようにしつつ、如何に「詰み」の状態にまで持っていくかが重要となります。
二歩
将棋には反則がいくつか設定されており、その中で最も有名なのが「二歩」です。「二歩」とは同じ縦の列に歩が並んでしまったときに反則となります。
将棋の初期配置の時点では歩は横一列に並べてあり、真っ直ぐにしか進めないので縦に2つ並ぶことはありません。
しかし、持ち駒として歩を使う時に「二歩」になることが多いので注意しましょう。
ちなみに、歩兵が成り金となってと金になった場合、縦に並んでいても「二歩」にはなりません。
打ち歩詰め
持ち駒を使って王手をかけることは認められています。
しかし、持ち駒である歩を使って王手にすることは禁じられており、その禁じ手を「打ち歩詰め」と言うので覚えておきましょう。
「打ち歩詰め」が禁じ手とされている理由は諸説あり、歩の数の多さを利用してイカサマがあったことなどが起因しているとされています。
まとめ
今回は将棋の並べ方や初心者向けの基本ルールなどを分かりやすく解説しました。
将棋はやればやるほど奥が深いゲームで、極めていくためにはかなりの時間が必要となります。また、将棋は駒を置くときには音を鳴らさない、移動させるときは持ち上げて動かす、王将は強い人や年上の人が使うといったマナーもあるので、しっかりと覚えておきましょう。













