【囲碁棋士】仲邑菫の経歴やプロフィール!韓国移籍の理由は?
囲碁の仲邑菫(なかむら すみれ)さんは、史上最年少でプロ棋士となり、その後に韓国へ活動の場を移したことで大きな注目を集めています。この記事では、仲邑菫さんの経歴やプロフィールを整理しながら、韓国移籍を決めた理由についても分かりやすく紹介します。
仲邑菫のプロフィールと基本情報
仲邑菫さんは2009年3月2日生まれで、東京都の出身とされています。囲碁界のなかでも、早くから天才少女として話題を集めてきた棋士です。
幼いころに関西へ移り、長く大阪を拠点に活動してきました。まずは、基本的なプロフィールを下の表で確認してみましょう。
プロフィール早わかり
| 名前 | 仲邑菫(なかむら すみれ) |
|---|---|
| 生年月日 | 2009年3月2日 |
| 出身 | 東京都(主に大阪府で育つ) |
| 家族 | 父は囲碁棋士の仲邑信也九段 |
| プロ入り | 2019年4月(10歳0カ月) |
| 主なタイトル | 女流棋聖(2023年) |
| 現在の段位 | 六段(韓国棋院・客員棋士)とされる |
仲邑菫の家族と囲碁との出会い
父は囲碁棋士の仲邑信也九段で、母も元囲碁インストラクターという、囲碁一家に生まれ育ちました。身近に囲碁がある環境が、才能を育てる土台になったといえます。
囲碁を始めたのは3歳のころで、母親から基本を教わったと伝えられています。幼いながらに実力を伸ばし、各地の子ども大会で結果を残してきました。
親族にも囲碁のプロ棋士がいるとされ、まさに囲碁とともに歩んできた家庭環境です。恵まれた環境と本人のたゆまぬ努力が、のちの活躍へとつながっていきました。
プロ棋士になるまでの経歴
仲邑菫さんの経歴をたどると、早い段階から海外での研鑽を重ねてきたことが分かります。プロ入り前の歩みを、二つの時期に分けて見ていきましょう。
韓国での修行と研究生時代
一家は2018年に韓国のソウルへ移り住み、仲邑さんは同じ年に韓国棋院の研究生となりました。囲碁が盛んな韓国で、強豪に囲まれながら腕を磨いた経験は貴重です。
日本と韓国を行き来しながら対局を重ね、実戦的な力を養っていきました。この時期の経験が、のちの韓国移籍にもつながっていったとみられます。
英才特別採用推薦での合格
2018年12月、日本棋院が新設した「英才特別採用推薦棋士」の採用試験に臨み、合格を果たしました。これは、特に実力のある子どもを対象とした特別な制度です。
通常の入段試験とは異なる枠組みで、仲邑さんはその第一号として選ばれました。こうして、史上最年少プロ棋士への道が大きく開かれていきます。
史上最年少でプロ棋士になった経歴
仲邑菫さんは2019年4月1日、10歳0カ月でプロ入りを果たしました。これは当時の日本棋院における最年少記録でした。
それまで最年少記録を持っていたのは、藤沢里菜さんの年収や大学でも知られる藤沢里菜さんです。仲邑さんはその記録を更新し、大きな話題を呼びました。
同じ年の7月には、10歳4カ月で公式戦の初勝利を挙げ、最年少勝利の記録も塗り替えています。デビュー直後から、その一手一手に注目が集まりました。
仲邑菫が獲得した主なタイトル
2023年2月、第26期の女流棋聖戦で優勝し、13歳11カ月で史上最年少のタイトル獲得者となりました。女流棋聖は、女性棋士が頂点を争う囲碁の棋戦の一つです。
同世代で活躍する芝野虎丸さんの経歴とあわせて、若手棋士の躍進として語られることも増えました。囲碁の七大タイトルや賞金とは規模が異なるものの、女流棋戦での確かな実績といえるでしょう。
最年少での女流棋聖獲得は、若い世代の女性棋士にとって大きな目標となりました。仲邑さんの活躍は、囲碁を始める子どもたちにも刺激を与えています。
仲邑菫の昇段の歩み
昇段のペースも非常に早く、記録ずくめの歩みを続けてきました。2021年には12歳0カ月で二段へ昇段し、ここでも最年少の記録を打ち立てています。
翌2022年には三段へと駒を進めました。年齢を重ねるごとに対局数も増え、着実に実力を高めてきたことがうかがえます。
これほどの最年少記録が続いたのは、囲碁の長い歴史のなかでも異例といえる歩みです。
仲邑菫が韓国移籍を決めた理由
2023年9月、仲邑菫さんが韓国棋院へ移籍すると発表されました。移籍は客員棋士としての受け入れで、2024年3月2日付で韓国へ活動の場を移しています。
移籍の理由として報じられているのは、国際棋戦を重視し対局数も多い韓国で、さらに強くなりたいという思いです。韓国では強豪が日々研究を重ねており、より厳しい環境に身を置く狙いがあると伝えられています。
日本のプロ棋士が海外へ移るのは珍しく、その決断は大きな注目を集めました。囲碁の世界大会を見据えるうえでも、韓国での研鑽は大きな意味を持つとみられます。
経歴タイムライン
- 2009年3月 東京都で誕生する
- 2018年 韓国棋院の研究生となる
- 2019年4月 10歳0カ月で史上最年少プロ入り
- 2023年2月 女流棋聖を最年少で獲得する
- 2024年3月 韓国棋院へ客員棋士として移籍する
- 2026年 六段へ昇段したとされる
韓国移籍後の活動と現在
韓国へ移った後は、現地の公式戦に出場しながら実戦経験を積み重ねています。2024年にはトップ棋士が集うリーグ戦に挑むなど、強豪との対局を重ねてきました。
結果が振るわない対局もありましたが、世界の第一線で戦う経験は大きな財産になっているはずです。段位も上がり、2026年には六段へ昇段したとされています。
囲碁の女性棋士のなかでも注目度は高く、今後のさらなる成長が期待される存在です。将来は韓国でもトップクラスを目指したいと語ったと報じられています。
仲邑菫が注目される理由
仲邑菫さんが多くのファンを引きつけるのは、年齢を感じさせない攻めの棋風にあるといわれます。果敢に攻め合う姿勢は、観る人に強い印象を残してきました。
数々の最年少記録に加え、海外へ挑戦する行動力も魅力の一つです。囲碁の国際化を象徴する存在として、日本と韓国の両方から期待が寄せられています。
まとめ
仲邑菫さんは、史上最年少でのプロ入りや最年少でのタイトル獲得など、数々の記録を打ち立ててきた棋士です。
さらなる高みを求めて韓国へ活動の場を移した決断も、多くの囲碁ファンの関心を集めています。これからの仲邑菫さんの歩みから、ますます目が離せません。













