将棋クエストは、スマホやパソコンから気軽にオンライン対局を楽しめる将棋アプリです。

初めてこのアプリを使う人にとっては、対局時間の違いやレートの見方、そして初心者でも本当に楽しく続けられるのかといった点が気になるところではないでしょうか。

対局中に時間の使い方を誤って負けてしまったり、対局後にどこを見直せばよいのか分からず、同じ失敗を繰り返してしまったりする人も少なくありません。

この記事では、初めて挑戦する人に向けて、押さえておきたいポイントを順番にわかりやすく紹介していきます。

将棋クエストとは?

同アプリは、Mindwalk Corp.が手がけるオンライン将棋アプリで、名前を入力するだけで対局に参加でき、基本的な機能の多くを無料で使えます。同社は囲碁クエストも運営しており、ボードゲームをまとめて楽しみたい人は合わせて確認してみるとよいでしょう。

通常対局のほか、CPU戦や友達対戦、ついたて将棋、1手詰・3手詰、大会モードにも対応しており、戦型や囲いごとの成績も自動で記録されるため、得意な形や苦手な局面を把握しやすいのが特徴です。

2026年8月のアップデートでは棋譜の一括書き出し機能とオフライン将棋盤が加わり、対局から振り返りまでを1つのアプリで完結できるようになりました。

初心者向けCPUがあり初めてでも安心して遊べる

対人戦にまだ不安を感じる初心者に向けて、このアプリには入門用のCPU対戦が用意されています。公式ストアでも、初心者向けの弱いコンピューターとして紹介されています。

駒の動かし方や成る・成らないの選択、持ち駒を打つ操作などを、自分のペースで確認できるのが利点です。まずCPU戦で画面の操作に慣れてからオンライン対局へ進めば、初めてでも実戦へ無理なく進みやすくなります。

対人戦の勝ち負けを気にせず、戦法や囲いを試しながら操作を覚えたい人にも向いている練習方法です。

出典:たややん / 将棋AI水匠

基本の遊び方

初めてこのアプリで遊ぶときは、対局時間の違いや友達対戦の使い方を事前に知っておくと、自分に合った対局を迷わず選びやすくなります。基本を押さえておけば、対局後の振り返りまで無理なく楽しめるはずです。

ここからは、10分・5分・2分の違いから友達対戦、対局後の棋譜確認まで、初めての人にもわかりやすい順番で紹介していきます。

対局時間は10分・5分・2分から選べる

通常対局では、10分・5分・2分の切れ負けの中から持ち時間を選択できます。時間を使い切ると局面が優勢でも負けになってしまうため、指し手の内容だけでなく、終盤まで時間を残せるよう配分にも気を配る必要があります。

初めてオンライン対局に挑戦するなら、3種類のうち最も考える時間を確保しやすい10分から試すのがおすすめです。5分は対局数をこなしたい人、2分は短時間で早指しを楽しみたい人や指し慣れた人に向いています。慣れてきたら持ち時間を変えながら、自分が落ち着いて指せる長さを探してみましょう。

友達対戦やついたて将棋も楽しめる

通常対局に加えて、友達対戦も手軽に利用できます。友達対戦では、フィッシャールールなどの持ち時間や駒落ちを設定できるため、棋力に差がある相手とも条件を細かく調整しながら指せるでしょう。

さらに、相手の駒が見えない「ついたて将棋」にも対応しています。見えない相手の配置を読みながら一手ずつ進める必要があり、通常対局とは違った読み合いや独特の緊張感を味わえます。

知人と気軽に遊びたい人や、いつもとは違う駆け引きを試したい人にも向いているモードといえます。

対局後は棋譜・評価値で振り返る

対局後には、棋譜と評価値グラフを確認しながら、形勢が大きく動いた局面を振り返ることができます。どの一手で流れが変わったのかを見つけられれば、見直すべき場所も絞りやすくなるでしょう。

さらに、実際とは別の仮想手順を盤上で試したり、思考エンジン「技巧」のヒントを参考にしたりすることも可能です。評価値が動いた場面から数手前まで戻り、自分の指し手と別の候補手を比べれば、負けた原因や改善したい局面を時間を置いてじっくり整理できます。

書き出した棋譜を後から見返す習慣をつければ、日々の対局を振り返る手間もぐっと減るはずです。

レートの仕組み

対局を始めると、勝敗によって上下するレートや、自分が今どの段級位にいるのか気になる人も多いのではないでしょうか。レートは勝てば必ず同じ数だけ増えるわけではなく、いくつかの条件によって動き方が変わってきます。ここからは、ELO方式を基にしたレート変動の考え方から、最初の40局にあたる仮レート、昇級・昇段に関わる条件まで順番に見ていきましょう。

ELO方式でレートが変動し最初の40局は仮レート

レートは、2026年時点の専門解説ではELO方式をベースにしているとされています。格上に勝つほど上昇幅が大きくなり、格下に負けると下落幅も大きくなる仕組みです。また、最初の40局未満は仮レートとして扱われるため、対局に負けても表示上のレートが上がることがあります。

細かな初期値や計算式は現行の公式ページには記載がないため、相手とのレート差と対局数によって数値が動くものだと理解しておくとよいでしょう。始めたばかりの数局だけを見て、自分の棋力を判断しないよう気をつけてください。

レートと勝利数の条件で段級位が上がる

段級位を上げる際には、レートだけでなく勝数や連勝数が条件になる場合があります。一定のレートに到達しても、それだけでは昇段できないケースがあるため注意しておきましょう。

2026年の解説記事と2025年更新のユーザーWikiでは、初段に必要とされる数値が一致しておらず、公開されている情報には差が見られます。

昇級・昇段を狙うときは、外部サイトの数値をそのまま固定条件として覚えるのではなく、アプリ内の「昇級条件」画面で現在のレートと最新の必要条件を確認するようにしてください。

まとめ

将棋クエストは、名前を決めるだけでオンライン対局を始めやすく、初心者向けCPUや友達対戦など複数の遊び方を自由に選べるアプリです。通常対局は10分・5分・2分から持ち時間を選べるため、初めてなら考える時間を確保しやすい10分から試してみるとよいでしょう。

レートは対戦相手との実力差や勝敗によって変動し、段級位には勝数や連勝数が関わってくる場合もあります。対局後は棋譜や評価値も確認できるので、実戦と振り返りを組み合わせながら、自分のペースで対局を楽しんでみてください。

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周平
こんにちは!「将棋&囲碁ライフ」を運営している周平です。 将棋と囲碁に興味を持ったのはほんの数年前からでした。あるアニメがきっかけで将棋に興味を持ち、そこから囲碁にも派生して、すっかり将棋と囲碁の世界にハマってしまいました。 私が学んできた将棋&囲碁の知識や魅力を、少しでも皆さんに発信できたら嬉しく思います。