藤井聡太とのタイトル戦で注目を集める服部慎一郎ですが、どこの大学に通っていたのか、どのような学生時代を過ごしてきたのか知りたいファンも多いのではないでしょうか。

破竹の勢いでトップ棋士へと駆け上がる一方で、プロ入りまでの歩みには意外と知られていないエピソードも隠されています。

本記事では、服部慎一郎の大学進学に関する最新情報から、修行時代の舞台裏や藤井聡太との熱い対局記録まで順番に紹介していきます。

服部慎一郎の大学や学歴について

服部慎一郎が大学へ進学したのかどうか、将棋と向き合ってきた学生時代の様子が気になっている方も多いのではないでしょうか。

出身小学校や奨励会への入会時期は公表されているものの、進学の事実については公式名鑑やインタビューなどでも触れられていません。ここからは、現在判明している学歴の情報を整理したうえで、小学生時代から大阪へ拠点を移した中学時代までの足跡を解説していきます。

出身大学は明らかになっていない

現在も公式プロフィールや取材記録において、進学先に関する情報は明らかになっていません。連盟の公式名鑑に記載はなく、取材記事でもキャンパスライフについて語られた場面は見当たらない状況です。

一方で定時制高校に在籍していたエピソードは、2022年の文春オンラインで明かされています。文化祭では友人と漫才を披露するなど、卒業まで将棋と並行して充実した学校生活を送っていました。

もっとも、学校名が公表されていないからといって進学していないとは限らず、今後のインタビューでの言及に注目したいところです。

中学生で関西奨励会へ

服部慎一郎は富山県富山市で育ち、地元の富山市立光陽小学校を卒業しています。

母校の学校日記でも竜王戦へ挑む卒業生として紹介され、在校生から駒型カードで応援メッセージが寄せられました。

小学1年生で父親から将棋を教わり、5年生からは本格的に研修会へ通うため月2回のペースで大阪へ足を運ぶようになります。着実に実力を磨き、2013年4月の中学2年生で関西奨励会へ6級で入会しました。

中学3年生で家族とともに大阪へ転居し、関西将棋会館で山崎隆之九段から助言を受けるなど、恵まれた環境を活かして将棋に没頭していきました。

服部慎一郎の経歴や実績を紹介

棋士としての足跡をたどると、幼少期からひたむきに研鑽を積んできた軌跡がよく伝わってきます。小学3年生での悔しい敗戦をバネに将棋盤へ向かい、2020年に20歳でプロ入りを勝ち取ると、2025年には順位戦で七段昇段を果たしました。

ここからは、本格的に打ち込むきっかけとなった少年時代から四段昇段、スピード昇段を重ねた七段までの歩み、新人王戦3回優勝の記録までを振り返っていきます。

小学3年生から将棋に打ち込み20歳でプロ入り

小学1年生で将棋を始めた服部慎一郎ですが、小学3年生のこども大会で年下に敗れた悔しさから、本格的な棋力向上に取り組み始めました。

近所の有段者と駒落ち対局を重ねて腕を磨き、2011年の小学6年生で北陸・信越大会の高学年部門を制します。2017年に昇段した奨励会三段リーグでは、初参加で14勝4敗の好成績を残すも3位で惜しくも昇段を逃しました。

それでも努力を重ね、2020年の第66回三段リーグで再び14勝4敗を記録。首位で駆け抜けて四段昇段を決め、同年4月1日付で20歳のプロ棋士が誕生しました。

七段昇段と新人王戦3度優勝や将棋大賞

プロ入り後も順調に白星を積み上げ、2022年9月に五段、2023年4月に六段へ昇段。2025年2月5日には順位戦B級1組への昇級を決め、七段へ昇段しました。

棋戦でも2021年の第11期加古川青流戦で若手棋戦初優勝を飾ると、新人王戦では2022年、2024年、2025年と頂点に立ち、連覇を含む通算3度の優勝を達成しています。

将棋大賞でも2022年度に新人賞と最多対局賞、2024年度には勝率8割4分3厘で勝率一位賞に輝きました。勢いそのままに、2026年には第97期棋聖戦で自身初のタイトル挑戦を果たしています。

藤井聡太との対局結果を紹介

若手実力派として名を馳せる一方で、絶対王者の藤井聡太とどのような激闘を演じてきたのか、関心を寄せるファンも多いはずです。

2025年の公式戦初対局となった朝日杯で金星を挙げた一方、その後の銀河戦や2026年夏の棋聖戦では惜しくも4連敗を喫し、秋の竜王戦七番勝負で再び大舞台での挑戦を迎えました。

ここからは、朝日杯での初勝利から銀河戦や棋聖戦の内容、最高峰の舞台である竜王戦の挑戦権獲得までを、日程や結果とあわせて振り返っていきます。

2025年朝日杯

2025年1月19日、第18回朝日杯本戦2回戦で藤井聡太との公式戦初対局を迎えました。

名古屋市での公開対局で先手番を握ると、矢倉から果敢に攻め立てて119手で快勝。絶対王者を破る金星を挙げ、初の朝日杯ベスト4進出を決めています。しかし、2025年12月11日放送の第33期銀河戦では藤井に雪辱を許しました。

さらに2026年夏の第97期棋聖戦五番勝負でも3連敗を喫し、藤井の防衛を許してしまいます。タイトル戦の壁に跳ね返される形となり、竜王戦開幕直前における公式戦成績は服部の1勝4敗となりました。

2026年竜王戦七番勝負

服部慎一郎は2026年の第39期竜王戦2組ランキング戦で優勝し、本戦を勝ち上がって挑決三番勝負へ進出しました。柵木幹太五段との勝負を2勝1敗で制し、自身初となる竜王戦の挑戦権を掴み取ります。

藤井聡太竜王との七番勝負は、10月9日・10日に東京都のセルリアンタワー能楽堂で開幕。続く第2局は三嶋大社、第3局は仁和寺で開催される見通しです。

夏の棋聖戦に続く大舞台での再戦となり、どのような駆け引きを見せてくれるのか盤上に大きな期待が寄せられています。

まとめ

棋士としての戦績が注目される一方で、学歴については公に明かされていない部分が多く残されています。

小学校卒業後に中学生で関西奨励会へ入り、自らの腕一本で将棋界を駆け上がってきた足跡が確認できます。2020年に20歳でプロ入り後は破竹の勢いで勝ち星を重ね、2025年には順位戦B級1組昇級とともに七段へ昇段。新人王戦3度優勝や将棋大賞の勝率一位賞など、新世代を力強く牽引しています。

藤井聡太との対戦成績は竜王戦開幕前で1勝4敗。棋聖戦に続いて最高峰のタイトル戦である竜王戦七番勝負へ挑むこととなり、同世代の熱戦から目が離せません。

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周平
こんにちは!「将棋&囲碁ライフ」を運営している周平です。 将棋と囲碁に興味を持ったのはほんの数年前からでした。あるアニメがきっかけで将棋に興味を持ち、そこから囲碁にも派生して、すっかり将棋と囲碁の世界にハマってしまいました。 私が学んできた将棋&囲碁の知識や魅力を、少しでも皆さんに発信できたら嬉しく思います。