「子どもに将棋を教えたいけれど、いつ始めるべきか」と迷う保護者の方は多いのではないでしょうか。知的な習い事として注目を集める一方で、我が子に合うタイミングが分からず悩むご家庭も少なくありません。

本記事では、将棋は何歳から始めるのがおすすめなのかという疑問にお答えし、習い事として期待できる効果を解説します。無理なく興味を持ち、楽しく続けていくための工夫も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

将棋は何歳から始めるのがおすすめ?

子どもがいつルールを理解できるのかと、疑問に思う方もいるでしょう。明確な年齢の決まりはありませんが、教室の受け入れ状況や発達段階から見た目安は存在します。

こちらでは、始めやすい年齢と子どもに合ったタイミングを順番に見ていきます。

5〜7歳がひとつの目安になる

開始時期に迷った場合、ひとつの目安になるのが5〜7歳頃です。実際の公式スクールでも、年長から参加できるコースが多く見られます。

年長から小学1年生頃は、文字や数字への理解が少しずつ進む時期です。歩や香車などの漢字が書かれた駒を識別しやすくなり、対局の進め方もスムーズに覚えやすくなるでしょう。

藤井聡太竜王・名人は5歳、羽生善治九段は小学1年生から盤に向かい始めています。ルールのある遊びに慣れ始める年代でもあり、無理なく始めやすい目安として参考になるはずです。

参考サイト:KUMON now!

年齢より興味を持つことが重要

スタートする時期は、年齢だけで決める必要はありません。幼児期は発達の個人差が大きく、言葉の理解度や集中力には違いが生じるからです。連盟の教室では駒の動かし方から丁寧に学べるので、周囲より遅く始めても不利にはならないでしょう。

最も大切なのは、子ども自身が興味を持っているかという点です。家族の対局やプロ棋士の活躍を見て関心を持つケースも多く見られます。まずは駒を触りたがるか観察し、「やってみたい」という気持ちが芽生えたタイミングの方が、楽しくルールを覚えやすくなりますよ。

将棋を習う3つのメリット

習い事として考えた時、「どのような力が身につくのだろう」と期待する声もよく聞かれます。 こちらでは、ひとつの競技に打ち込むことで得られる3つのメリットについて詳しく見ていきます。

先を読む力が身につきやすい

盤上の大きな特徴は、目の前の一手だけでなく数手先まで想像しながらゲームを進める点です。

「この駒を進めたら相手はどう動くか」と予測して自分の手を選ぶため、仮説を立てて判断する習慣が自然と身につくでしょう。物事を論理的に考える力や、相手の意図を汲み取る力を育むよい機会となります。

日本将棋連盟でも判断力が養われると公表しており、学校教育で取り入れられる例も増えてきました。習い事として検討している保護者にとって、とくに注目したいポイントですね。

参考サイト:教育新聞

集中して取り組む時間が増える

自分の手番だけでなく、相手が考えている時間も大切に扱うのが対局の醍醐味です。盤面を見つめながら次の一手をじっくり考えるため、自然と集中する時間が増えていきます。

短い勝負でも15〜30分ほどかかり、最後まで諦めずに考え抜く経験を積めるでしょう。負けた後に感想戦を行えば、どの場面で間違えたのかを客観的に振り返る力も養われます。

一手ずつ立ち止まって考える経験ができるため、じっくり取り組む習慣を育てたいご家庭にもぴったりですね。

対局を通して礼儀を学べる

勝負の世界には、古くから大切に守られてきた礼儀作法が存在します。対局前後の「お願いします」「ありがとうございました」という挨拶はその代表例です。

さらに、負けた側が自ら「負けました」と伝えて終える独自のルールがあるため、勝敗に関係なく相手への敬意や美しいマナーを自然と学べるでしょう。

公認の教室でも、技術指導だけでなく挨拶や姿勢、相手を思いやる態度をとても重視しています。幅広い年代の人と交流しながら身につけた礼儀正しさは、日常生活にもしっかりと活かされるはずです。

参考サイト:王座戦中継Blog

将棋を長く楽しむための工夫

新しく趣味にする際は、どのように続けていくかも大切になります。勝ち負けだけに目を向けてしまうと、楽しさを感じにくくなるかもしれません。

こちらでは、子どもが無理なく盤に向かい続けるための関わり方や、自宅で活用しやすい学習方法を見ていきましょう。

結果より過程を褒める

ルールを覚えたばかりの子どもは、思うように勝てない場面も少なくありません。勝敗だけに注目してしまうと、取り組むこと自体が負担に感じられる場合があります。

そのような時は「最後までしっかり考えられたね」「前よりも集中できていたね」と優しく声をかけてみましょう。結果ではなく、一生懸命に考えた過程や工夫を認めてあげることが大切です。

教室には昇級制度が用意されており、少しずつできることが増えた実感を得やすくなっています。周囲と比べずに本人の成長を温かく見守っていきたいですね。

オンライン将棋ゲームを活用する

定期的に通う時間が取れない場合は、オンライン将棋ゲームを活用する方法がおすすめです。スマートフォンやタブレットがあれば、自宅でも気軽に練習を進められます。

連盟が後援する「将皇(入門編)」といった初心者向けアプリもあり、遊びながら動かし方を覚えられるのが魅力です。近隣に教室がないご家庭でも、手軽に挑戦しやすい環境といえるでしょう。

「将棋ウォーズ」や「将棋クエスト」などでは、コンピューター対戦や詰将棋を楽しめます。解析機能を使えば対局内容を振り返れるため、自分の苦手な部分も把握しやすくなるはずです。未経験の保護者でもサポートしやすいので、ぜひ取り入れてみてください。

まとめ

将棋は何歳から始めるべきか迷った場合は、ルールをスムーズに覚えやすい5〜7歳頃をひとつの目安にしてみてください。ただし、年齢にとらわれすぎず、本人の興味を大切に見守ってあげることも重要です。

この競技には、先を読む力や集中力、美しい礼儀作法を学べる魅力が詰まっています。ご家庭では頑張った過程を褒め、専用アプリなども活用しながら親子で楽しく続けていきましょう。

地域の教室と自宅学習をバランスよく組み合わせて、ぜひお子さんに合った形で始めてみてください。

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周平
こんにちは!「将棋&囲碁ライフ」を運営している周平です。 将棋と囲碁に興味を持ったのはほんの数年前からでした。あるアニメがきっかけで将棋に興味を持ち、そこから囲碁にも派生して、すっかり将棋と囲碁の世界にハマってしまいました。 私が学んできた将棋&囲碁の知識や魅力を、少しでも皆さんに発信できたら嬉しく思います。