将棋の駒の読み方と動き方を解説!全部で何種類?裏表も覚えよう!

81マスの将棋盤と40枚の将棋駒を使用して2人で対戦する「将棋」。最近では、多くの将棋アプリがリリースされており、将棋盤や駒が無くても気軽に遊べるような時代になっています。
これから将棋を始めようと思っている初心者に向けて、今回この記事では将棋の駒の読み方や動き方について解説していきます。
目次
将棋の駒の読み方と動き方を解説
将棋の駒は表面が8種類、裏面が6種類の計14種類で構成されています
。ここでは将棋の各駒の読み方や動き方について紹介していきます。
歩兵
歩兵は、自陣や相手陣地の3行目の9列全てに置かれる駒です。将棋の中で一番弱い駒だと思われがちですが、相手陣地に入って裏返ると、金将と同じ強さまで成り上がるため侮れません。
同じ列に歩を2つ以上置くと「二歩」と呼ばれる反則になるので注意しましょう。また、歩兵を手駒から盤面に出す際は、敵陣の1段目に置けないので注意が必要です。盤面の歩兵が1段目に達した時は、強制的に「と金」に成ります。
読み方
歩兵は「ふひょう」と読みます。また、略称して「ふ」と読む人も多くいます。自衛隊など世間一般の用語では「ほへい」と読みますが、将棋では読まないので注意しましょう。
動き方
歩兵の動き方は、1つ前のマスにのみ進めます。
と金
歩兵が敵陣に入って裏返ると「と金」に成ります。1つ前のマスにしか動けない歩兵から金将と同じ動きが可能になるので大きく成り上がります。
文字が「と」と書かれている由来は、「金」または「今(きん)」を崩して書かれたという説。「歩」という字が「止」の2つで出来ていることから「止」の略で「と」と書かれた説があります。世間的には、前者の説を支持する人が多いようです。
読み方
と金の読み方は「ときん」と読みます。略して「と」と読む人もいるようです。文字がひらがなの「と」に見えることからこの読み方になっています。
動き方
と金は、金将と同じ動きができます。1マス前の3方向と左右1マス、真後ろに1マス動けます。
香車
香車は陣地の両端に配置されている駒です。歩兵と同じく、手駒から出す時は敵陣の1段目に置けないので注意しましょう。また、盤面に出ている香車が敵陣の1段目に達した時は強制的に「成香」に成ります。
読み方
香車の読み方は、「きょうしゃ」または「きょうす」です。略して「きょう」と読む人もいます。
動き方
香車は前方に何マスでも移動できる駒です。しかし、他の駒を飛び越えることはできないので注意しましょう。
成香
香車が相手陣地に入って裏返ると「成香」に成ります。前方に何マスでも移動できた香車の特徴が失われるので、敵陣地3段目の時は、成らない選択肢を取る人もいるでしょう。
読み方
成香は「なりきょう」と読みます。
動き方
成香は金将と同じ動きができます。前方3方向と左右、真後ろに1マス移動可能です。
桂馬
桂馬は初期配置で飛車と角行の下に配置されている駒です。将棋の駒の中でも特殊な動き方をするので、しっかり理解して戦略に役立てましょう。
また、手駒から出す時は敵陣地の1・2段目には置けません。盤面の桂馬が1・2段目に到達した時は強制的に「成桂」に成ります。
読み方
桂馬の読み方は「けいま」です。略して「けい」と呼ぶ人もいます。
動き方
桂馬は、2つ前の横1の位置に移動できます。他の駒が隣接していても飛び越えて移動可能です。
成桂
桂馬が相手陣地に入って裏返ると「成桂」になります。他の駒を飛び越せるという長所が無くなるので、敵陣地3段目の時は状況次第で成るかを考えて戦略に組み込みましょう。
読み方
成桂の読み方は「なりけい」です。
動き方
成桂は金将と同じ動きができます。前方3方向と左右、真後ろに1マス移動可能です。
銀将
銀将は初期位置で金将の隣に配置されている駒です。攻めと守りどちらでも使えるオールマイティな駒と言われています。1枚を攻めに、もう1枚を守備に使用する人が多くいます。
読み方
銀将の読み方は「ぎんしょう」です。略して「銀」と読む人もいます。
動き方
銀将は、前方3方向と斜め後ろに1マス移動できます。左右と真後ろに移動できないので注意しましょう。
成銀
銀将が敵陣に入って成った状態が「成銀」です。金将と同じ動きになるため、左右や真後ろに動けますが、銀将の特徴である斜め後ろに移動できなくなるので注意しましょう。
読み方
成銀は「なりぎん」と読みます。
動き方
成銀は金将と同じ動きができます。前方3方向と左右、真後ろに1マス移動可能です。
金将
初期位置で王将の隣に配置されている駒が金将です。裏面に記載が無く、相手の陣地に入っても成ることができません。守備力の高い駒のため王将の近くで守るのが一般的ですが、手駒から相手を詰むときにも機能します。
読み方
金将は「きんしょう」と読みます。略して「きん」と読む人もいます。
動き方
金将は、前方3方向と左右、真後ろに1マス移動可能です。
角行
初期位置で自陣左にある桂馬の前に配置されている大きな駒が角行です。遠距離攻撃が得意な反面、接近戦に弱いので注意しましょう。
読み方
角行は「かくぎょう」と読みます。略して「かく」と読む人が多くいます。
動き方
斜め方向に何マスでも移動可能です。他に駒がある場合、飛び超えることは出来ません。
龍馬・竜馬
角行が敵陣に入って裏返ると「龍馬」に成ります。角行の特徴となる斜め移動をそのままに縦と横にも動けるようになるので、接近戦と遠距離戦どちらも対応できる強力な駒です。
読み方
龍馬また竜馬の読み方は「りょうま」や「りゅうめ」と読みます。略して「馬(うま)」と読む人が多くいます。
動き方
角行の動きに加えて縦横にも1マス移動できます。
飛車
初期位置で自陣右にある桂馬の前に配置されている大きな駒が飛車です。斜め方向からの攻撃に弱いので注意しましょう。
読み方
飛車は「ひしゃ」と読みます。略して「ひ」と読む人もいます。
動き方
縦と横に何マスでも移動できます。他の駒を飛び越えることは出来ません。
龍王・竜王
飛車が相手陣地に入り裏返ると「龍王」に成ります。飛車の特徴である縦横の無制限移動に加えて、斜め移動もできるようになった非常に強力な駒です。
読み方
龍王または竜王は「りゅうおう」と読みます。略して「りゅう」と読む人もいます。
動き方
飛車の動きに加えて、斜めにも1マス移動可能です。
王将・玉将
将棋の駒の中で最も偉いのが、王将または玉将です。後手となる上位者が「王将」を使い、先手となる下位者が「玉将」を使用するというのが慣例となっています。
読み方
王将は「おうしょう」と読みます。略して「おう」と読む人もいます。玉将は「ぎょくしょう」です。略して「ぎょく」と言われています。
動き方
王将と玉将は縦横斜め全方向に1マス移動できます。
まとめ
今回は、表裏あわせて14種類ある将棋の駒の読み方と動き方について解説しました。
数ある駒の中でも桂馬や銀将の動き方は少し特殊で覚えにくいので、しっかりと覚えることをおすすめします。現在将棋について勉強中という人は、今回紹介した駒の読み方と動かし方を参考にして将棋を楽しんで覚えていきましょう。













